2011年1月31日月曜日

最終報告


「ドキュメンタリー」
この文字記号が示す意味すらわからず、授業に参加しました。



もともとロジカルな思考からデザインを考えていた自分にとって
この授業は、はじめ全く意味がわかりませんでした。

それは、「ドキュメント」という事柄に関して
今まで一度も向き合ったことがなかったからです。
また、美術制作をしている方々の芯にある制作意図や概念に
直に触れたことがなかったからです。


写真や映像作品を通して行ったディスカッションは
自分にとって全く考えたことのなかった領域であり
とても遠く感じ
その意味を理解することに精一杯でした。

同時に皆さんの意識の深さに驚愕し
目の前に広がる風景に
感覚的な同意をしているだけでした。

そこに自分の意見など発生するような隙もなく
ただただ翻弄されていたように思います。


今住んでいる現実世界から
未知の領域、仮想世界へ入り込む時間。
そんな授業時間でした。


こうして一年間の授業に対する考えを書こうとも
未だ抽象的な事柄しか出てこないのが事実です。

ただこうして
結論の出ない考えを巡らすことが
大切なことなんだと思います。



武藤





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