2010年6月18日金曜日

六ヶ所村ラプソディー

中嶋です。
前回の授業でお話した、六ヶ所再処理工場のドキュメンタリー映画六ヶ所村ラプソディー』の予告編を紹介したいと思います。


僕はこの作品を新潟で行われた上映会で観て、同席した監督の鎌仲ひとみさんの講演を聞きました。鎌仲さんの話の中に「原発で働く人は絶えず被爆し続けていて、その命と引き換えに捻出された電気で私達は生活している」と話していたのが印象的でした。

作品的にこの作品は賛成側と反対側の意見がそれぞれ対等に扱われており、非常に良く出来た作品だと思います。この機会に一度御覧になってはいかがでしょうか?

また、鎌仲監督の最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』が6月27日 (日曜日)に町田市の勝楽寺で上映されます。開場14:30 上映15:00、前売1500円 当日2000円、上映後、鎌仲監督と田中優さんのトークや音楽演奏などがあります。

作品についてですが、この作品は昨今のエネルギー問題について国民が高い意識を持ち、原発に依存しない国づくりを実現しているスウェーデンと、新たな原子力発電所の建設計画に揺れる山口県上関町の違いを見つめる長編ドキュメンタリーです。

予告編

公式サイト
http://888earth.net/index.html

興味のある方、僕と一緒に27日の上映会に行きませんか?

3 件のコメント:

  1. 上関原発のある、その同じ海岸沿いに、コメントで紹介した金子みすゞの詩の原点となった、『鯨墓』もあります。

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  2. あと、これも以前コメントで紹介した辺見庸さんの「反逆する風景」「もの食う人びと」で原発事故後のチェルノブイリの人びとを訪れるお話がありましたよ。
    あれはジャーナルではなくてドキュメントですね。
    チェルノブイリの原発事故は、僕の2歳の誕生日に起きた事件です。1986年4月26日。

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  3. 曽和です。
    なんだかエネルギー問題に興味が出てきました。
    観に行ってみようかな。

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