2010年12月9日木曜日

多摩美中沢ゼミ参加について

先週は欠席してすみません。ホンマさんよりご案内のあった多摩美中沢新一ゼミ「ドキュメンタリー夜間学校」参加の件の詳細は次の通りです。12/14(火)八王子キャンパス芸術学棟312教室にて、17時30分 開場18時開始です。17時30分に直接現地に集合しましょう。クリス・マルケル「サンソレイユ」上映後、中沢新一先生と学部生五十嵐健司さんと諏訪で鼎談します。

2010年10月19日火曜日

ホンマです。みなさんすいませんが本日と来週授業をお休みさせていただきます。授業のほうは諏訪先生と柳本先生にお願いしますので、どうぞよろしくお願いします。

2010年9月9日木曜日

ホンマです。後期の授業始まりました。前期同様、色々な映画や写真を観てみんなで「今日のドキュメンタリー」について模索したいと思っていますが後期はイクつか実際に制作もしてもらおうと思っています。頭で考えているのと実際にヤルのとでは大きく違うからです。どちらかだけでなく、考えてーヤルー考えるーヤル と循環することが大事だと思っています。
1回目は「ファウンドフォト」にしたいと思っています。ファウンドフォトという発想は最近現代美術の領域で盛んに使われています。かつてダレかに撮られ、そして忘れられてしまった写真、あるいは作者匿名(アノニマス)な写真を再び積極的に利用する。それは作家性を疑うなど色々な政治性を含んだ技法だと思います。止まった時間を今と接続することによって生き生きとした時間を取りもどすアイデアを考えてください。でも別にまとまった作品を望んではいません。未完成のアイデアだけで構いません。それらを元にみんなで議論しましょう。来週の授業までにこのブログにアップするか授業にもってきてください。スライドショーにして音楽をつけてもらってもいいし、プリントのままでもかまいません。以下3つ作品を紹介しておきます。






















フランスの現代美術家クリスチャン・ボルタンスキーの作品
5歳から7歳くらいに撮られた家族のスナップ写真を元に大人になった自分がその頃の自分を演じてみる。オカしいですが、それだけじゃなく時間というものを考えさせられる味わい深い作品だと思います。














































































木村ユキさんの作品。ヨーロッパのマーケットで買ったイクつかの家族アルバムの中から
お母さん的な人が写っている写真を選び再び編集しなおして「フリーマーケットでお母さんを買った」というタイトルをつけました。

































































最後はボクのイタリアでのプロジェクトで11人の未亡人のポートレイトとラパロという街の風景、実際暮らす部屋のインテリアを撮ったボクの写真と彼女達が大事に持っている家族アルバムの中の写真を再撮影して、それらを等価値に並べ直したシリーズです。

































































2010年9月8日水曜日

順一と正子

中嶋です。
実家の両親から昔の写真を何点か預かってきました。


新婚旅行へ出発。順一さんの首から下げているものは何?



新婚旅行先です。



今年の夏休みに撮った両親です。

2010年7月27日火曜日

ペドロ・コスタ特別講座

明日7月28日(水)16:40~12号館レクチャールームにて客員教授ペドロ・コスタ氏を迎えて特別講座を開きます。プロジェクトのみなさん是非参加してください。参加者との対話で進めたいと思います。

2010年7月13日火曜日

ゴダールの宣言

ゴダールの「宣言」

十月革命から五十年後の今日、アメリカ映画が世界中の映画を支配している。こ事態に対してつけ加えて言うべきことは大 してない。ただし、次のことは言っておかなければあらない。それは、われわれもまた、自分たちのささやかなレベルにおいて、ハリウッド=チネチッタ=モス フィルム=パインウッド等々の巨大な帝国のまっただなかに二つないし三つのベトナムをつくり出さなければならない、そして経済的にも美学的にも、つまり二 つの戦線に立って闘いながら、国民的で自由で、兄弟であり、同志であり友であるような映画をつくり出さなければならないということである。

1967 年「中国女」のプレスブックより

2010年7月2日金曜日

7/6 東京都写真美術館

集合時間等についてはホンマ先生の投稿にありますが、いま同館で上映している映画は写真展のチケットの半券があれば割引になるとのことです。

当日集合時にチケットを配りますから映画鑑賞は後日そのチケットの半券を使うこととしたらよいでしょう。

なお当日写真展を見たあと、7時くらいまでをめどに、館内に教室を移動した格好でいつもの話し合いをすることになります。(柳本)

2010年6月29日火曜日

メカスのサイトと来週の古屋展

メカスのウエルカムも楽しいし 365 Day Project もMusic も凄くいいです。http://jonasmekasfilms.com/diary/

東京都写真美術館の古屋誠一展
http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html

70年代よりオーストリアのグラーツ住み活動する古屋誠一
85年に飛び降り自殺した妻クリスティーヌさんの写真を
それ以降繰り返し再編集して写真集や写真展を行う古屋さんの集大成展
古屋さんはオーストリアのカメラオーストリアという写真雑誌の編集キューレションにも
関わっている人です

来週の授業7月6日火曜午後5時写真美術館展示室ホール集合です

今日の授業のこと
ミツバチの羽音と地球の回転」を発表してくれた中嶋くんの問題意識も
政治的でオーソドックスなドキュメンタリーもメカスのような美学のドキュメンタリーも
一緒に考えられると思うと発言したたかくらくんも
青木さんの芸術を言葉で説明することの難しさについての議論も
凄く重要だと思いました。
それらのことについて答えは簡単には出ないと思いますが諦めずに考え続けること大切だと思います

ホンマタカシ

2010年6月19日土曜日

「ハーツ」でした。

前回の授業時にアメリカの多くの大学でジャーナリズム論などの教材として再評価が高まっている、という記事の話をしましたが、記事は毎日新聞6月15日朝刊に載っていました。

「ハーツ・アンド・マインズ-ベトナム戦争の真実」(1974年、ピーター・ディヴィス監督)
「ウィンター・ソルジャー-ベトナム帰還兵の告白(1972年、企画に賛同した17人の映画人グループの制作)

です。いま、東京都写真美術館で上映中です。「地獄の黙示録」などの映画制作に影響を与えたとされているのだそうです。

2010年6月18日金曜日

「ザ・コーブ」についての議論

ブログ読者のそわさんからコメントがありました。改めて投稿しておきます。諏訪


曽和です。「ザ・コーブ」僕も観ました。
僕は和歌山出身ということもあり、自分は鯨を喰う人間であるとの自負のようなものを持っております。
先週も鯨肉を自分で料理して、喰いました。
ですから、鯨を喰う人間の視点から、あの映画を観たわけです。
中立な視点では観られない。
ドキュメントと呼ぶのも憚られるほどに、極端に一方的な視点で物語化されたその内容に、初めは笑ってしまいました。
コメディー映画かと思いました。
しかし、観続けているうちに、次第にこれは笑ってられないぞという気持ちになってきました。

授業でも言われていたように、完全に客観的(つまり物語化されない〉ドキュメンタリーというものはありません。
が、僕には、この映画が宣伝しようとするメッセージは、あまりにも大仕掛けで幼稚なものに見えました。皆さんも、恐らく似たような感想を抱いたでしょう。
この物語に乗せられる人なんて、ほとんどいないんじゃないのと思うんです。
ところがどっこい多くのアメリカ人は、「少しの嘘は混じっているかもしれないが、半分以上は真実である」と信じて観ておるわけです。(つまり、それは虚と実が未分化に了解されている時点で、“ほぼ”真実になるわけですが〉
確かに、比較できる複数の視点がなければ、“相対”的に判断することが出来ないのは当然なのかもしれません。
一方的な視点からの情報しか知らなければ、それは“絶対”になるのです。
それがプロパカンダです。

思えば、「笑い」というのは、ボケとツッコミという二つの視点が衝突して起こることにおいて相対的といえます。(この二つが結託して“絶対”を作り出す場合もありますが)
ですから、笑えなくなるということは、“絶対”が支配しているということです。
この「ザ・コーブ」は、ツッコんで笑いにして(相対化して)、解毒するよりない。
そうせずに飲み込むのは危険な代物です。(ザ・コーブっていう名前の内服薬ありそうですけどね。)
授業では複数の生徒から、反対の太地町側の視点からの情報も欲しいという意見が見られました。
つまり、複数の視点からの情報をみてみた上で、相対化したいということであると思います。
あの映画だけ観ても、相対化の拠り所が持ちにくいわけですね。
映画と自分との間に確かに距離を感じるんだけども、その距離が測りにくい。
受け入れがたいものである事は分かれども、自分とどう関係があるのか。
多くの生徒は一応は(鯨を捕食する)日本人の立場から観たのでしょうし、その絶対的表現に拒絶反応を感じたでしょう。
しかし、自分が「当事者」とどの程度の距離で、立ち位置で、関係しているのかが分かりにくいんですよね。
ああいう表現は、見てる側に「君はどっちサイドなの?」という迫り方をしてくるように感じるんですよ。
「自分は、鯨を喰う側の人間なのか?」って考えても、もしかしたらイエスかノーかで答えられるものでもないかもしれないんですよね。
かといって、無視できるものでもない。

授業の終盤で、諏訪先生が提出された問いは、とても今日的なものだと思います。
ジャーナルとドキュメントとは違うということ。
ドキュメンタリーは主観にしかならないということ。
見る側も、見せる側も中立ではないということ。
僕たちは、文脈(物語)の中に生きてしまっているということ。

僕たちは、様々な物語の中で生きています。
色んな穴から、色んな物語が入ってきている。多孔なものなのです。
または、無数のチューブから物語を注入されることで、養分を得ているものなのです。
そして、「食」というテーマは、それらの交差にあるものです。
つまり、「食」に関しては「当事者」にならざるを得ない。
ウンコして、「これは自分が食ったものではありません。」とは言えない。

自分が当事者であると認識したときに、人は物語と分かち難い存在になるのかもしれません。
客観性の王座から、引きずり降ろされた盲目のオイディプスのように。

六ヶ所村ラプソディー

中嶋です。
前回の授業でお話した、六ヶ所再処理工場のドキュメンタリー映画六ヶ所村ラプソディー』の予告編を紹介したいと思います。


僕はこの作品を新潟で行われた上映会で観て、同席した監督の鎌仲ひとみさんの講演を聞きました。鎌仲さんの話の中に「原発で働く人は絶えず被爆し続けていて、その命と引き換えに捻出された電気で私達は生活している」と話していたのが印象的でした。

作品的にこの作品は賛成側と反対側の意見がそれぞれ対等に扱われており、非常に良く出来た作品だと思います。この機会に一度御覧になってはいかがでしょうか?

また、鎌仲監督の最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』が6月27日 (日曜日)に町田市の勝楽寺で上映されます。開場14:30 上映15:00、前売1500円 当日2000円、上映後、鎌仲監督と田中優さんのトークや音楽演奏などがあります。

作品についてですが、この作品は昨今のエネルギー問題について国民が高い意識を持ち、原発に依存しない国づくりを実現しているスウェーデンと、新たな原子力発電所の建設計画に揺れる山口県上関町の違いを見つめる長編ドキュメンタリーです。

予告編

公式サイト
http://888earth.net/index.html

興味のある方、僕と一緒に27日の上映会に行きませんか?

2010年6月7日月曜日

かもめ食堂

野口です。
投稿が遅くなってしまったのですが、映画「かもめ食堂」を紹介します。

フィンランドで日本食のお店を営む、お話です。
なので、食事をするシーンや食事を作るシーンが、たくさん出てきます。

http://www.youtube.com/watch?v=57mGwsGiXys&feature=related
↑ 2:50 の、おにぎりを食べるシーンは、しみじみとリアリティを感じます。
激しい質のリアリティとは違う感じ。
映像によって記憶が呼び起こされます。一緒に食べてる気分。

食べてる食べ物が、日本食だからよりリアリティを感じるのかも。

2010年6月3日木曜日

ウォーキングの報告

報告するまでもないことではありますが。
1日は学部の授業で新宿―東京タワー間を歩きました。
学生は午前の授業を終えてからですので集合時間は13時50分。(50分と細かい指定は、何とかの法則とかいうのによりますが、これは1時半とか2時というような時間の指定の場合、人には弛緩した記憶としか残らないのだそうで、1時25分というようになぜ?と思わせる指定をすると遅刻者は激減する、というアメリカの何とか大学の教授の研究によるものだそうです。研究の中身は知りませんが、本当にそうすることによって校外で集まる時の学生の遅刻率は激減しました。当日も5分以内の遅刻者は一人で、他19名は時間前に集まりました。不思議です。)
 で、残り時間を考えて全員電車で神保町まで移動。そこから歩き始めて、小川町、神田駅、日本橋、銀座、新橋、虎ノ門、芝公園を通過して4時30分にタワーに到着することを指示してスタートしました。
 結果は、4時20分到着が私。35分が4名。50分が6名。5時が4名。5時が3名。5時10分が1名。他1名は脱落。順次展望台にのぼって、暮れなずむ東京を遠望しました。
 途中、銀座通過時にほとんどの学生がMACのショールームで例の製品に触った模様。曰く、「いらない」「格好よくない」「絶対にすぐ壊す」「電車内で使っている姿を想像すると幻滅」。
 参考データ:歩行距離18キロ、所要時間2時間。歩数約25000歩。
 学生も、結構歩けるものだと納得していました。ちなみに当日は2名が男子、残りは女子。元気なものです。以上レポートまで。(柳本)

2010年6月1日火曜日

テラヴァーニャと辺見庸



辺見庸 「もの食う人びと」

残飯をくらうのページ




リクリット テラヴァーニャ
ギャラリーなどで料理をして振舞う リレーショナルアート(関係性の芸術)の作家

恋人たちの食卓 = 飮食男女

李です。今回は台湾の映画<飮食男女>=恋人たちの食卓 監督:アン・リー 1994 
なかのいくつのシーンを紹介したいと思います。
まずはopening,迫力のある中華料理の描写。
1:11 大根の千切りの部分すごくリアリティを感じた。包丁の勢いがすごい。

13:48 主役がホテルのキッチンに駆け込みのシーンでもとっても印象的な。

詳しい情報

2010年5月31日月曜日

ホンマ追伸です。 映画に限らずもちろんカツ丼のような小説や他の表現でもいいと思います

「食べる映像」中嶋編

中嶋です。印象に残った「食べる映像」を紹介します。


http://www.youtube.com/watch?v=B8SZGBnEgWw

『Survive Style 5+』

 映画Survive Style 5+のワンシーンです。無表情で料理を食べる浅野忠信も印象的ですが、目玉焼きの黄身を破ったり、パンケーキに蜂蜜をかけるなど、料理のインサートにもリアリティを感じます。後、画面全体がちょっと青みがかっていて、料理が冷めているように見えます。


http://www.youtube.com/watch?v=OTQ3MNPxyfA

『Beastie Boys "Body Moviin"』

 このビデオは高校生の時に一度だけ見た事があるのですが、終盤に出てくる謎の食べ物がすごく印象に残りました。 謎の食べ物は5:15から登場します。
ホンマです。明日の授業は「食べる映像」を色々観たいと思っています。
もちろんこの前の石森くんの紹介してくれたペリカンがハトを食べる衝撃映像はリアリティあったと思います。でもじゃあ例えば殺人現場の映像を観てそれがリアリティあるっていうのは当たり前過ぎると思うんです。ボクも含めてみなさん専門は違っても芸術的に物を創造する立場になると思うんです。そこでやはり映画など作られた映像の中からよりリアリティを感じるとかアクチャアリテイを感じるとかの議論をしたく思っています もちろんアニメ大歓迎です。出来れば今からでもyoutubeで観れる映像をこのブログにアップしてもらうかあるいは授業でみんなで観れるようにDVDとかを持ってきてもらいたいと思います。もちろんペリカンのような映像でもちゃんと議論の対象になるのであれば大歓迎です。一緒に授業を作っていきましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=eZOpHeqL6Ws
家族ゲーム 森田芳光監督


2010年5月30日日曜日

写真をあげてみてはどうですか。

あがってくるのはみんな映画のワンシーンのようですが、それは前後関係で記憶に残っているので他人と共有しにくいですね。
 写真には映画ほど食事の光景は写されていませんが、お話の文脈から断ち切られた光景としての写真からあげてみてはどうですか。
 私はロバート・フランクの写真集「アメリカ人」の中の、カウンタにーずらっと並んで短い昼食時間にかきこんでいるデトロイトの自動車工場の労働者たちと思しき人たちの食事光景が切なくて忘れられません。
 高梨豊さんの「東京人」にもゴダールの映画のポスターを背にして一人カウンターで食事する(たぶんカレーライス。そこの店にはカレーライスとナポリタン・スパゲッティしかなかったですから。新宿駅中央口を出て階段を上がって外に出てすぐのところにありました)光景を撮った写真もしかり。
 写真をお見せしたいところですが、著作権に抵触しますから控えます。いや、著作権の問題はそれとしても、図書館にありますから現物を見てもらったほうがいいと思います。ここで見るのはあくまでも会話のインデックス代わりにとしておかないと、リアリティーをバーチャルに受け止める術ばかりが成長するようで気がかりです。

 追記:今週は雨でなければ学部の学生とストリート・ウォーキングに出かけます。出会い頭のリアリティを求めて新宿から東京タワーまで歩きます。恒例行事?ですが、梅雨が近そうなので今週に実施。そういう次第で今週は大学に戻れなく出られませんのであしからず。(柳本)

2010年5月29日土曜日

前回の講義で紹介した動画のリンクを張ります。

大学院二年の石森です。

前回、僕が紹介した映像のリンクを貼っておきます。

『Pelican eats bird』

http://www.youtube.com/watch?v=QNNl_uWmQXE&playnext_from=TL&videos=u0zMANPvZGQ


『"Let's Go Justin!" - EVO 2009 SFIV Grand Finals Justin Wong Vs Daigo

Umehara』

http://www.youtube.com/watch?v=ijhUJTZrxLk&playnext_from=TL&videos=kuovOBoyU_I


『切れすぎておかしくなった少年修羅パンツPart1[和訳字幕あり]』

http://www.youtube.com/watch?v=KiafHHtth7k&playnext_from=TL&videos=4UEiIqcQgtY

『Marshmallow test』

http://www.youtube.com/watch?v=4ZikfUI0G5o&playnext_from=TL&videos=rqT_BebYA-A